十六夜山

9月20~21日:高校の同窓会に行ってきました。「あれから50年」とありますから、みな60代半ばです。第20期、11クラス、500数十名の内、136人が集まりました。「同窓会 じいとばあとで クンとチャン」という川柳を思い出しましたが、そういう雰囲気でにぎやかでした。翌日に母校の見学会がありました。改装されている新館には馴染みはないのですが、重文に指定されている本館の油のにおいは懐かしいものでした。それより思い出深いのは、裏にある小高い丘、十六夜山です。山岳部員だった私は、ここの上で訓練と称して、ラジュースでお茶など沸かし、飯を食べていたのです。今日の見学までここが古墳の上とは知りませんでしたし、本館の中に犬養毅の揮毫した額が二つもかかっているのを見つけたのも発見でした。前方後円墳の後円部の上、貴重な建物のそばで火を炊くなどというアホな生徒だったんですね私は。それは、今も変わらんか。長生きすれば、恥も多くなるものですね。