ケンケン山・尾山(220.2m)

岸辺を歩く
岸辺を歩く

9月29日:琵琶湖に浮かぶ沖島は、「日本でただ一つ湖に人が暮らす島」でケンケン山はそこにあります。カヤックで初めてこの島を訪ねたとき片足ケンケンで登れる山と、勝手に思い込んでいましたが見景山(けんけいやま)の転訛との説に触れ、そうだったのかと思うお粗末。みっちゃんと女房の3人で堀切港から通船で渡り、登ってきました。この島の最高峰は尾山(宝来ケ嶽)220.2m。ケンケン山というのはその西にある「お花見広場」脇の210mの山のようです。人口300人の島の40%は65歳以上で、村の婆様たちは3輪車に乗って島の北西部にあたる千円畑辺りに出かけ、野菜作りにいそしんでいました。時間の許す限り島の隅々まで歩いてみましたが、見ると暮らすとの間には大きなギャップがあるのだと、ただのパッセンジャーは今日も知るのです。